URL QRコード:リンクを印刷できるコードに変える
URL QRコードは最も分かりやすい実用QRコードです。ペイロードがアドレスそのものなので、アプリもアカウントもなしに、どのスマートフォンのカメラでも開けます。代償は、アドレスが印刷物に固定されることです。ページが移れば、ポスターのコードは死にます。
静的と動的:印刷したURLコードにできること
静的コードは遷移先を直接符号化します。無料で、プライバシーを損なわず、遷移先が存在する限りいつまでも機能します。動的コードは短いリダイレクトURLを符号化し、後から向き先を変えられます。その便利さはリダイレクトサービスのもので、QR規格のものではありません。スキャンとページの間に第三者が入ることにもなります。
- 静的:自分で管理する安定したページ、メニュー、文書、ショップのリンクに向きます。
- 動的:印刷後に遷移先を変える必要がある場合や、設置場所ごとのスキャン数を測りたい場合に妥当です。
- 長く使うものは、短縮リンクを借りるのではなく、ドメインとパスを自分で確保します。
デザイン変更に耐えるURLを選ぶ
追跡パラメーター付きのキャンペーンURLより、自分が持つドメインの短いパス、たとえば example.com/menu を選びます。クエリ文字列はペイロードを長くし、壊れやすい記号を増やし、ポスターや名刺ではしばしば削られます。小文字とスペースなしを使い、キャンペーン名ではなく遷移先を表すパスにします。
最小の印刷サイズとクワイエットゾーン
20〜30文字のURLならバージョン2〜3のシンボルになり、20mmでも読めます。リンクが長くなるとモジュール数が増え、1つあたりのモジュールは小さくなります。目安として、卓上カードは25mm、腕を伸ばして読むポスターは50mm、部屋の向こうから読む看板は100mm以上で印刷します。4モジュール分のクワイエットゾーンには文字や飾り枠を置きません。
印刷前にコードを試す
- 書き出したファイルを画面に表示し、来場者が持つであろう機種のスマートフォンで読ませます。
- 最終サイズで1部だけ印刷し、実際の設置場所の照明の下でスキャンします。
- 遷移先をモバイルで確認します。PC専用のページや小さすぎるタップ領域は、スキャンを無駄にします。
- 末尾スラッシュありとなしの両方でリンクを開きます。リダイレクトでページが壊れてはいけません。
よくある質問
静的QRコードを印刷した後でリンクを変えられますか?
変えられません。URLはペイロードの一部です。自分で管理するリダイレクトのコードを印刷するか、遷移先が変わった時点で資材を刷り直します。
URL QRコードに有効期限はありますか?
シンボル自体は失効しません。失効しうるのはその先のページと、借りている短縮ドメインです。ドメインを所有し、印刷物を使う間はパスを生かし続けます。
URLにhttps://を含めるべきですか?
含めてください。カメラはドメインだけの入力に一貫して対応せず、https://を明示すれば余計なリダイレクトやブラウザーの警告を避けられます。